こんにちは!
心と魂の研究員、チャネリング講師のyukariです。
占いやスピリチュアルに興味はあるけれど、
- その違いがよく分からない
- 自分の悩みに対してどんなメニューを選べばよいか分からない
- メニューがたくさんありすぎて何を選べばよいのか分からない
という方が多いです。
今回は、占いとスピリチュアルの違いや、自分にあったメニューを選ぶためのポイントについてご紹介していきます♪
占いとはそもそも何?
占いとは、悩みを解決したりより良い選択をするために用いるものです。
占いで分かることには、以下のようなものがあります。
- 人や組織などの運勢や運気
- ものごとの吉凶
- ものごとのなりゆきや未来予想
- 人の気持ちや考え
- クライアントと人や場所などの相性
占いにはどんなものがある?
占いはさまざまな占術があり「命、卜、相」の3つのジャンルに分けられます。
命占(命術)
主な占術:西洋占星術、四柱推命、数秘術、九星気学、紫微斗数 など
特徴:宿命を占う
統計学がベースとなっており、生年月日や出生時間など不変的な情報を元に一生涯を通して変わらない個人の性格や運勢、相性などを判断するのに適した占術です。
適した占的:長期間のおおまかな運勢、仕事の適性、人との相性、性格 など
適さない占的:悩みに特化したピンポイントの吉凶判断、人の気持ち など
卜占(卜術)
主な占術:タロット、易、ルーン、オラクルカード、おみくじ など
特徴:移り変わるものを占う
「すべての事象は偶然ではなく必然である」という考えのもと、占うときに引いたカードやあらわれた事象などを元に、そのときのことや近未来を占うのに適した占術です。
適した占的:人の気持ち、今現在の状況、近未来の予想 など
適さない占的:長期間の運勢や未来予想 など
相(相術)
主な占術:手相、人相、家相、姓名判断、風水 など
特徴:占う対象となる人やものなどの吉凶を占う
占う対象の姿や形などから、吉凶、性格、運勢などを占うのに適した占術です。
一生をとおして鑑定結果が変わらない命占とちがい、占う時期によって状態が変わっていれば鑑定結果も変わります。
また、メイク(人相)、模様替えや配置換え(家相、風水)、改名(姓名判断)など、鑑定結果をもとに意図的に良い相を作ることができます。
適した占的:運勢、性格、適性、吉凶判断、開運のためのアドバイス など
適さない占的:人の気持ちや考え など
このように「命、卜、相」には、それぞれ得意分野があるので占的に合わせて占術を選びましょう。また、幾つかの占術を用いることでより深く占うことができます。
例①恋人との未来を占う
命術で基本的な二人の相性を占い、卜占で恋人の気持ちや考えを占う。
例②これから1年の運勢を占う
命術で大まかな運勢の流れを占い、タロットで特定の悩みに対して細かく占う。
命術で大まかな運勢の流れを占い、手相で今現在の自分の運勢を細かく占う。
最近の占い業界では、「命、卜、相」に加え「霊=スピリチュアル」を占いのメニューに加えることがよくあります。
霊感タロットや霊感霊視、透視などですね。
基本的に占者のスピリチュアルな能力を使って、情報を読み取っていく手法です。
タロットなどのツールを用いて霊感をプラスして占うものと、ツールを用いることなく占う占術があります。
恋愛相談など、ピンポイントでの人の気持ちや行動を知りたいクライアントに人気のある占術です。
スピリチュアルっていったい何?
スピリチュアルとは、目には見えないけれど存在する世界や概念のことです。
「体」をベースに考えると人間は生まれてから亡くなるまで存在し亡くなると同時に終わりとなりますが、その「魂」は永遠の存在で人間が亡くなってからも存在し生まれ変わると言われています。
そういった概念をベースに、輪廻転生、カルマ、精神性、霊性、人間の力が及ばない神々の領域、人間も自然や宇宙の一部という考え方、愛、生命、宇宙の叡智などを「スピリチュアルな世界」と呼んでいます。
聖書の中にも「スピリチュアリティ」の定義があり、宗教をスピリチュアルに加えるという解釈もありますが、一方でスピリチュアルを切り離して考えるべきという解釈もあります。
また、医療や福祉分野においても「スピリチュアルケア」の研究が進められています。
その目的は死生観と密接にあり「与えられた命を、その人が生きている限り自分らしく生きるためのサポート」をするためとされています。
以上のように「スピリチュアル」はさまざまな分野で注目されていますが、学問的にも医学的にもまだまだ完成されたものではなく研究途中です。
なので、今後もその解釈や定義は変化していくものと思われます。
そういったなかで、スピリチュアリストやスピリチュアルセッションを行うセラピストは、日々情報をアップデートしながら自分の霊性を高めるために努力をしています。
そして、各々が習得したスキルを用いて
- 占いや心理学などでは補いきれない部分の精神的なケアやアドバイスのためのセッション
- 医療では補いきれない部分の体やエネルギー(オーラ)のケアのためのセッション
に取り組んでいます。
スピリチュアルセッションでは何をするの?
スピリチュアルセッションの目的は、スピリチュアルな世界とつながって自分の霊性や精神性を高めることにあります。
そして、生まれてきた意味や今世での課題などを明らかにし今後の人生の指針を明確にします。
また、霊性や精神性だけではなく、エネルギーワーク(ヒーリングなど)で体や体が発する波動を調整したり高めたりするためのセッションもあります。
心(霊性や精神性)と体はつながっているので、どちらも大切なものです。
主なセッションメニュー
スピリチュアルカウンセリング
霊能力をもったカウンセラーが、クライアントに対し霊的な側面から鑑定しアドバイスをする。
前世セラピー
今の自分に大きな影響がある前世を鑑定し、生まれもった課題や今現在の課題を明らかにする。
チャネリング
チャネラーが、クライアントのガイドスピリットや高次元の存在とつながって必要なメッセージを受けとってお伝えする。
ヒーリング
エネルギーワークで、心と体を癒し波動を高める。
占いとスピリチュアルを必要に応じて活用しよう!
占いとスピリチュアル、セッションを選ぶときのポイントは自分が何を求めているかが基準になります。
占いが適しているケース
- 今現在の運気や悩みを解決する手口を知りたい
- どう行動すれば良いのか知りたい
- 外的要因や原因を知りたい
- 今後のなりゆき など
例:恋愛相談で分かること
- 相手の気持ちや考え
- 今後どうなるかの未来予想
- うまくいかせるためのアドバイス など
スピリチュアルが適しているケース
- 自分の霊性や生まれてきた意味などに目を向けたい
- 自分の本質や起きている出来事の本質を知りたい
- 自分の内側にある答えをみつけたい
- どう考えれば良いのかを知りたい など
例:恋愛相談で分かること
- 相手とのスピリチュアル的なつながり
- 二人が出会った目的や学ぶべきこと
- 二人のガイドからのメッセージ など
こういった選択肢もあります
占いの視点からみえてくるもの、スピリチュアルな視点からみえてくるもの、どちらも角度やアプローチがちがうだけで本質的なものは同じです。
より多角的に、そしてより深く今の自分を知るには、占いセッションもスピリチュアルセッションも両方受けると良いとも言えます。
もしくは、スピリチュアルな概念を理解し占いの中にスピリチュアル的なエッセンスを加える占い師、スピリチュアルセッションの中に占いの要素を加えているセラピストに鑑定してもらうという選択肢もあります。
まとめ
占いとスピリチュアルの違いについてご紹介しました。
どちらの分野も、その人の人生をより良いものに導くためのものです。
そして、セッションを受けたあとに自分自身が行動していくことがなによりも大切なことになります。
そのことを頭において、自分に合ったセッションを受けてみてくださいね。